まいにち~*

こどもの《えにっき》のように書きます。絵はないけど2023/07/17からはじめます~*

☀いちねんこびとぐみ~*石垣苺~*

☀~*

朝起きたら~*

部屋中が苺色の光でいっぱいだったから~*

苺狩りをしようと思い立ち~*

宝くじ売り場みたいな駅の切符売り場で~*

カウンターにポシェット置いて~*

ポシェットの中から財布を取り出したら~*

同時にアメ玉入れた巾着が飛び出して~*

アメ玉巾着を受け止めてくれた~*

切符売り場のお姉さん~*

「あら、苺の香り」とニコニコしたから~*

アメ玉ひとつお姉さんに渡したら~*

お姉さん今度はすぐにアメ玉なめて~*

「苺味は永遠味」と~*

一日中乗れる切符をくれたから~*

切符料金支払って東海道線に飛び乗って~*

列車気分を盛り上げる向かい合わせの席に座り~*

外を眺め楽しんでいたら~*

いつの間にか前の席に女の子が座っていて~*

白いブラウスに紅いスカート~*

おかっぱ頭に肩掛けバック~*

あまりにレトロな女の子にほっとして~*

一緒にアメ玉なめようと~*

苺味のアメ玉を渡したら~*

女の子はアメ玉すぐに口に入れ~*

「苺味は永遠味」と~*

バックの中をゴソゴソ探して~*

手作りみたいなチケット一枚取り出して~*

手渡されたのは宿泊券~*

「どんなとこでも泊まれる券だよ」~*

女の子はそういってすぐに降りてしまい~*

もう次は「苺狩り駅」だったから~*

あわてて降りて~*

改札で列車の切符を出したら~*

駅員さんに「明日も使える切符ですよ」と~*

返してもらい~*

駅近くの苺狩りの苺村で~*

入場料を払おうとしたら~*

「列車の切符と宿チケットをお願いします」~*

と言われたからそのとおり差し出すと~*

「苺村ツアーとなりますのでこのままどうぞ」~*

ということになり~*

石垣苺をタップリ食べて~*

夜食の分までタップリ摘んで~*

ツアーの宿に辿り着いて~*

宿チケットで一泊しようと思ったら~*

明日もこの券使えますよと~*

宿チケットを返してくれたから~*

そんなこともあるのかと苺村の温泉宿で~*

のんびりしたってわけ~*