まいにち~*

こどもの《えにっき》のように書きます。絵はないけど2023/07/17からはじめます~*

恐竜 文具

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イグアノドンのこども三匹は、北海道の釧路湿原で一日を過ごした。きのうのもめ事の原因は、ノートとペンケースの数があわないことだ。湿原の絵を描きたい、こどもイグアノドン。湿原の生き物の観察をしたい、こどもイグアノドン。未来を予想したい、こどもイグアノドン。それぞれにやりたいことが違うから、同じ場所にはどうしても、居られないのだ。そして手帳には、ペンケースがついていない。
釧路湿原で三匹は、もめながら、とりあえず、絵を描きたいイグアノドンは、絵本ノートセットを、生き物観察希望のイグアノドンはメモセットを、そして、未来を予想したいイグアノドンは手帳を、それぞれのものにすることをやっと決めた。
問題は、手帳の筆記用具だ。
サインペンではダメ。
メモセットには、一本のペンしか入っていない。
「そのうち、素敵なペンがみつかるよ」
そう言ったのは、翡翠鶴。(しまった、適当に、翡翠鶴なんて書いた。この件では書いている者は責任をとりかねる)
手帳を手にしたイグアノドンは、広い広い釧路湿原で、とにかく未来を予想した。