砂漠の町、検索したら最初に出てきたのは、中央アジアのヴズベキスタンだった~
町も、手仕事の布も、デザインも、いい感じだ~
音まみれ~で、舞台は砂漠だった。
地球上の砂漠、砂漠は砂漠だが、具体的ななにかに影響された記憶はよくわからない。
ハマヒルガオが咲いているのは、砂漠ではなく砂丘。鳥取砂丘なのだろう。また、それはそれ。
思い出すのは、千葉の薔薇園。
何年か前か?、薔薇園で、あなたのふるさとはどこ?と聞かれたら、砂漠、と、答える、と、変なことを書いた覚えがある。
その時も、砂漠、だったようだ。あるいは砂丘か?
コンパスに付けているのは、何年か前に作ったもの。あまりうまくできない~この時、なぜ作りたくなったのかはわからない。とても不得意な作業~
材料はドログリー。
夕べ、大きな財布から小さな財布へ、簡単に変えることができた~
ホットチャイ~インドの隣国二度ほどいろいろあり、まだ、チャイは飲みたい~*
みたのはこれ~
音まみれ~のコンサートは、東京オペラシティでの同時代音楽企画、ハインツ・ホリガー:スカルダネッリ・ツィクルス(2時間半休憩なし)だった。
圧倒的地球の音だった~人間の声は人間の声を超え、フルートの音色や楽器の演奏は楽器の音を超えていた~
音まみれになりながら、巡る風景を思い出す~
砂漠だった~
砂漠を歩く女の人、センダックの『窓のむこうのそのまたむこう』に登場するような女の子の服装ににていたり、ミュシャの描く女性の雰囲気を持っていたり~
そして裸足~
砂漠を歩き続けるが歩きにくそうではなく、ふと見るととなりにハマヒルガオの花とツルが一緒に歩いている~
いつも感じている風景かでてきちゃう。
ドロドロした砂地でも難なく歩く風景~
水晶がトロトロになりながら空から降ってきて、砂漠の上空に階段や簡単な建物が出来ていく~
水晶の階段を登って行く女の人。
天から金色の糸が無数に舞ってきて、水晶の街の上空に広がると女の人は糸に絡まり始め、糸はハンモックになり女の人は眠り始める。
眠っているその人の洋服の柄はハマヒルガオ~ハンモックの金色の糸を辿ると大女の髪の毛で、大きい女の洋服はハマヒルガオの柄でハンモックに眠り、ハンモックは大女の髪の毛で~と、永遠に続くかのような風景。
砂漠はどこまでも咲くハマヒルガオ砂漠~
ハマヒルガオの花の間からは、鼻の尖った小動物が空を見上げている~
小動物の鼻先には丸い玉がついている。
ハマヒルガオ砂漠の先にやっと見えた洞窟~
洞窟には数人の人間~
人間の一人、たぶんこともが一輪の花を持っているが、ハマヒルガオではない~
いきなりその子どもが宙に浮き上空へのぼっていく~
どこまでもどこまでも、永遠かと思えるほど。
二時間半、もっといろいろな風景を思い描いていたが、今、思い出すのはこのくらいで、そしてこの風景は、日常からつかず離れず、物語性はない、薄いようだ。
本物の音楽の風景は、ヘルダーリンの詩~
四季、春に始まり冬に終わる。