時々日が射し風があった。風があると小波がたつので、細かいビーズを入れたくなる。羅臼岳と遠音別岳の間を通る知床峠から歩いて行けるところに、羅臼湖はある。標高は740mだが、本州でいえば2000mくらいの環境と同じだそうだ。この日、まったくヒグマの気配はなかった。
ビーズ
ふくろう模様のてぬぐいを帽子にしているのは、ユキヒョウの子ども、ふくふく。ふくふくの近くにはいつもふくろうが一緒にいる。
ユキヒョウのふくふくと、ふくろうは、羅臼湖を軽く一周すると(人は一周できない、たぶん)茨城県の霞ヶ浦、そして福岡県糸島市に向かう予定だ。ただ、北海道を抜けるのに何日か、かかるかもしれない。