カエル そしてみんな 釧路湿原~ヒスイ峡

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三重県にいたカエルは、おいしい竹輪を食べていた。前にも弁当に入れたことのある竹輪だ。店にもすぐなくなる幻の竹輪。それから四国に渡り、瀬戸内海に面したあたりを車窓の旅。そして神奈川に寄り、一足飛びに、北海道釧路湿原に。
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神奈川秦野?

恐竜たちはぐうぐう寝ていた。ひつじは、す~す~。
カエルは一匹一匹の、鼻の上に飛び乗りながら遊んだ。最初にめざめたのは、カエルのひつじだ。なつかしい匂いがしたからだ。それからカエルのひつじも真似をして、みんなの鼻を舐めながら歩いた。
未来を予想したいイグアノドンは、目をさますと頭の上を確かめた。きのうの予想に反して、翡翠はまだ頭の上にしっかりのっている。ふ~っと、ため息をついているところをカエルはみていた。
「頭に翡翠かついていると、身体中が重たくてしかたがないんだ」とイグアノドン。
「大変だね」とカエル。
「よくかんがえれば大変。翡翠鶴なんか、飛べないんだこら」とイグアノドン。
「それは、かなり大変だ」とカエル。
「どうしてこんなことになっているのか?」とイグアノドン。
翡翠のことを知りたいなら、ヒスイ峡だ。ヒスイ峡にみんなで行ってみる?」とカエル。
「行きたい、行きたい!」
イグアノドンとカエルの周りに、目をさましたみんなが集まっていた。ひつじたちは、ただ旅がしたいだけだ。それで、みんなで旅のはじまり。
北海道の函館から、青森、秋田、山形、新潟。新潟県糸魚川市ヒスイ峡。