恐竜 みんなで襟裳岬 ひつじは青森と岩手の境目あたり

結局、翡翠恐竜たちはみんなで襟裳岬へと向かっていた。生き物の観察がしたいイグアノドンは夢を見た。夢にはイグアノドンのおかあさんが出てきた。おかあさんは、小さな回転式本棚を作って、そこに自分の好きな本だけ並べていた。とても素敵なアイデアだったので、こどもイグアノドンも真似をして小さな本棚を作って、自分の好きな本だけ並べた。生き物の本だ。それから庭へ出た。するとそこは、庭園っぽかった。だけどなんだか荒れていて大風の吹いたあとのようだった。庭園の植物がなんだか違う。そうおもって歩いていたら、何かにドンとぶつかった。ソテツだった。(きのうのブログ、今日書き足しがある。昨日のことなのに、どうもその日のうちに書けない。また、夢の元らしいから付け加えた)ソテツのある南の島の庭園ぽかった。もしかしたら、クロウサギもいるかもしれない。
夢を思い出しながら歩いていると、スケッチしたいイグアノドンが、美術館で絵をみたいといいだした。そんなこと突然いっても、美術館の多い札幌も、千歳も苫小牧も通り過ぎていた。ある商店の前を通り過ぎようとしたら、スケッチしたいイグアノドンが、突然、スケッチを始めた。何を描いているのか覗きこむと、商店に貼ってある北海道の物産地図だった。みんなで物産地図を眺めたり、スケッチをながめたりしていたが、どうもおかしい。スケッチしている北海道の地図は、知床と根室半島プテラノドンの嘴みたいにきゅ~んと引っ張られ、おかげで北海道の形すら細く変形しているのだ。
みんなは、形がおかしいとおもったが、スケッチしたいイグアノドンがあまりに一生懸命サインペンを動かしているので、なにも言うことができない。
スケッチし終えたイグアノドンが、やっと、ホットしたように「完璧」と、言った。それにしても寒い。
みんなは急いで、襟裳岬へ向かった。早足出歩けば寒くない。そうか、寒いから南の島の夢をみたのかと、生き物観察をしたいイグアノドン。襟裳岬付近で、松の木にからまって遊んでいるひつじがいる。
「あっ、ひつじ」と、未来を予想したいイグアノドンが指差すと、ひつじかおどろいて、あわてて、でも松にからまったまま言った。
「松さんのところの、ひつじです。旅の途中です」

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写真は恐竜部屋のお茶コーナー
旅から帰ると、恐竜たちは恐竜部屋でお茶を飲みくつろぐ。なかなか帰ってこないが。