恐竜 梨

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北海道旭川市旭山動物園に滞在している、三匹のイグアノドンは、大樹町で芝生をはがす鶴の話しをプテラノドンのこどもから聞き、それは翡翠鶴かもしれないと思った。今すぐにでも、大樹町に行きたかったが、まだ、動物たちの頭に翡翠がついているかどうか、確認が終わっていない。
オオカミの森のオオカミも、高い遊び場のあるオラウータンも、ホッキョクギツネも、いまのところ翡翠のついている者は一匹もいなかった。
それを聞いたプテラノドンは、首をかしげ、「頭に翡翠を付けた動物なんてみたことない」というので、三匹はそれぞれの頭を指差した。するとプテラノドンは「だから、頭にはなにもついていないよ」という。
三匹がお互いの頭を見てビックリ。翡翠なんてどこにもない、いつもの普通の頭だったのだ。三匹は嬉しくなり、輪になって踊りに踊った。月見の供え物は、梨と三匹の踊りと、プテラノドンのこどもの、恐くない鳴き声だ。