恐竜 ティーポット

f:id:tenuguisan:20140906030009j:plain

三匹の翡翠イグアノドンは、熊の頭に翡翠がついていないことに大喜びした。翡翠世界から逃れられないかもしれないと、動きのにぶくなった足をやっと持ち上げながら、ここまできたのだ。
「他の動物たちも、観察してみよう」生き物観察がしたいイグアノドンの提案に、三匹は動物園の動物たちを見てまわった。
泳ぎ回るカバや日光浴をしていたワオキツネザルも、全員確認できたかは微妙なニホンザルも、頭に翡翠をつけた動物は今のところ一匹もいない。自然の景色をスケッチしたいイグアノドンは、早速、サインペンをシャカシャカと走らせた。
襟裳岬によってくればよかった」未来を予想したいイグアノドンが言う。