８月に歩いた森で、いちばん記憶に残るのは、北海道大雪山旭岳山麓の森だ。森が深く濃い。お茶でいえば抹茶。なにも、お茶でイメージしなくてもいいが。 それにしても、カエルはノートや手帳をいくつも持っている。森を歩くのに、メモひとつあればすむ。荷物…

松さんも、もちろんメモセットを持っている。「高知県◇◇◇の松」とか。松友達のアドレスが、書いてあるらしい。松友は、日本中、多いにちがいない。

かたばみさんぽ、日本平のロープウェイに乗る。高いところも散歩気分だ。いつの間にか、煎餅を持っている。煎餅の富士山は雪をかぶっている。まだまだ、これからだ。

富士山一つ入った煎餅もって、福井県の養浩館庭園でお茶会かも。池も木々も緑が濃そう。突然、京都、滋賀、福井方面に足がむく。かたばみさんぽが、近くにいるはずだ。

イグアノドンのこどもたちは、富士山の裾に広がる樹海を歩く。遠足のおやつは、富士山が一つ入った煎餅だ。

おくら食堂は、みんなのために、おやつの煎餅を用意していた。どの袋にも、富士山の形をした煎餅が一つ入っている。

カエルの持っているりぼんは、ずっと前に、りぼん専門店で買ったもの。そのりぼんをカエルはまず、ミニ絵本ノートに巻いてかざりにし、ワニクリップの下にもつけてみた。 ミニ絵本ノートは拾った。カエルが買ったりもらったり、拾ったりしたものは、カエルが…